代表からのメッセージ

代表-吉川泰弘-写真昨年(平成25年)の春から、前理事長の倉田毅先生の後を継ぎ、一般社団法人予防衛生協会(協会)の代表理事に就任いたしました。協会は国立予防衛生研究所(現国立感染症研究所)つくば医学実験用霊長類センター(霊長類センター)の設立当時から、ワクチンの国家検定や厚生科学研究に使用するサル類の繁殖・飼育業務を委託され、その任を果たしてきました。

私が霊長類センター長を務めていた頃、予防衛生協会は検定・研究用サル類の提供の他に、輸入サル類の検疫、検査を開始しました。またエイズ研究、プリオン病、長寿科学(老人病モデル)、新興・再興感染症、遺伝子治療、再生医療などの研究が始まり、こうした研究の支援を一手に引き受けることになりました。

それから20年を経過した現在、協会の職員は、我が国で最も経験の深い、高品質サル類の繁殖・育成(SPFサル類)、検疫・検査、研究支援技術のエキスパートになりました。これからは、こうした技能を生かして、霊長類センターのみならず、広く公衆衛生行政を支えるレギュラトリーサイエンスの基盤研究のため、技術的な支援を行っていきたいと思っています。サル類の繁殖育成、健康管理と検査、専門的研究支援を必要とする機関のお役に立ちたいと考えています。よろしくお願いいたします。

 

予防衛生協会代表理事
千葉科学大学副学長・教授、東京大学特任教授・名誉教授
首都大学東京、北里大学、日本獣医生命科学大学客員教授  吉川泰弘